TimedSubs
字幕形式

Web動画の字幕形式ガイド

VTTファイルとは?WebVTTの構造・SRTとの違い・作成方法

VTTファイルは、.vtt拡張子を持つWeb動画向けのタイミング付きテキストトラックです。WebVTTではWEBVTTヘッダー、UTF-8、点で区切るミリ秒の時間コードを確認し、配信先が求める形式に合わせます。

確認したいWebVTT構造

WEBVTTヘッダー → 空行 → 任意のキュー番号 → 点を使う時間コード → 字幕本文

最小のVTT例

WEBVTT

1
00:00:00.000 --> 00:00:02.400
台本に沿って確認します。

構造だけでは足りない点

正しく読み込めても、音声との同期、字幕の重なり、終了時刻が開始時刻以前になっている箇所、STYLEやREGIONを利用先のツールがどう扱うかはこの例だけでは確認できません。

ファイル構造と確認する事実

WebVTTファイルの構造と確認する事実
確認項目VTTで確認すること実務での意味
確認項目拡張子とMIMEVTTで確認すること.vtt と text/vtt実務での意味Web動画のテキストトラック用ファイルとして扱います。
確認項目文字コードVTTで確認することUTF-8実務での意味保存時の文字化けや利用先の要件を確認します。
確認項目必須ヘッダーVTTで確認すること先頭のWEBVTT実務での意味拡張子を変えるだけではWebVTTになりません。
確認項目キュー時間VTTで確認すること00:00:00.000 --> 00:00:02.400 のようにミリ秒は点で区切る実務での意味SRTのコンマと混同しないようにします。
確認項目キュー識別子VTTで確認すること任意。連番は不要実務での意味識別子の有無を利用先の要件で確認します。
確認項目HTMLとの関連付けVTTで確認すること<track>要素でメディア要素へ関連付ける実務での意味Webページ側でテキストトラックとして読み込む設定を確認します。
確認項目開く・確認する方法VTTで確認することUTF-8を扱えるテキストエディタまたは互換性のあるツール実務での意味WEBVTTの構造と利用先での読み込みを確認します。
確認項目表示用の追加情報VTTで確認することSTYLE、REGION、キュー設定(位置指定など)実務での意味利用先のツールがどこまで扱うかを確認します。
確認項目選択の原則VTTで確認すること納品先の公式要件を優先実務での意味SRTかVTTかを慣習だけで決めません。

SRTとVTTの選び方

納品先に応じたSRTとVTTの選び方
判断軸SRTを選ぶ場面VTTを選ぶ場面
判断軸納品先の指定SRTを選ぶ場面納品先がSRTを指定しているVTTを選ぶ場面納品先がWebVTTまたは.vttを指定している
判断軸利用する場面SRTを選ぶ場面SRTファイルを受け取る利用先に渡すVTTを選ぶ場面WebVTTファイルを受け取る配信先に渡す
判断軸手元にあるファイルSRTを選ぶ場面VTTをSRTへ変換して渡す必要があるVTTを選ぶ場面SRTをVTTへ変換して渡す必要がある
判断軸結論SRTを選ぶ場面納品先の公式要件を優先VTTを選ぶ場面納品先の公式要件を優先

判断ポイント

VTTでつまずきやすい点

拡張子だけを.vttに変える、WEBVTTヘッダーを入れない、ミリ秒にSRTのコンマを使う、文字コードを確認しない、といった失敗があります。終了時刻が開始時刻以前になっている箇所や字幕の重なりも確認し、STYLEやREGIONを使う場合は利用先のツールで保持されるかを納品先の要件で確認します。

タイミングの確認は別の作業

TXTだけから作るSRTは推定タイミングの下書きです。VTTが正しく読み込めても、実際の発話に合わせる必要があるときは、承認済み台本と対応する音声を使って時間軸を確認します。

実用ワークフロー

  1. 1

    納品先または配信先の公式要件で、必要な字幕形式を確認します。

  2. 2

    選んだ入口で字幕を作成、変換、または確認します。

  3. 3

    WEBVTTヘッダー・点で区切る時間コード・UTF-8・キューを確認し、字幕の重なりと音声との同期も見直します。

  4. 4

    確認済みのファイルを納品先または利用先のツールへ渡します。

製品境界

TimedSubsは字幕アセットの作成・確認・書き出しを支援します。公開字幕のダウンロード、任意のYouTube URLの取得、音声だけからの汎用文字起こしを行うページではありません。

ワークフロー位置づけ確認用の公式参照

公式参照の確認日: 2026-08-08

関連ガイドとツール

FAQ

VTTの字幕がWebページで表示されないときは何を確認しますか?

WEBVTTヘッダー、.vtt拡張子、UTF-8、時間コードに加え、Webページ側がそのファイルをテキストトラックとして読み込む設定になっているかを確認します。

STYLEやREGIONを使ったVTTはどこでも同じように表示されますか?

いいえ。利用先のツールがSTYLE、REGION、位置指定をどこまで扱うかは同じではありません。納品前に利用先の公式ドキュメントと実際の表示を確認します。

VTTをSRTに戻すときは何を確認すべきですか?

SRT用の時間コード、字幕ブロックの空行、利用先が必要とする文字コードを確認します。変換で追加情報が失われても問題ないかも見直します。